5月中旬になり京都も暑い日が増えてきました。 (たまに寒さを感じる日もありますが・・・) 今回私がご紹介するのは、そんな暑い日にはもってこいの 京都の名所比叡山です。 昔から「都富士」とも言われているお山で、 京都と滋賀県の県境となっており京都市内からもご覧いただけます。 (市内の東北にあり頂上がへっこんでいるお山が比叡山なので ぜひ探してみて下さい!) その比叡山の頂上にあるのが歴史の教科書にも登場する、 伝教大師最澄が開かれた比叡山延暦寺です。 冬は京都と滋賀からいっぺんに二つの風がふくのでものすごく寒いのですが、 夏はひんやりと冷たい空気が漂っており暑い日にはピッタリの場所です。 延暦寺は3つの地域にわかれており、一番のメインになっているのが 東塔地区にある根本中堂というお堂です。 このお堂が延暦寺の本堂になっており、お堂の中には「不滅の法灯」といわれる 3つの炎がともされています。 この炎は現在・過去・未来を表しているそうでお堂の奥を覗いたとき、 お堂の中が暗いと感じれば感じるほどその人の心の中には鬼が棲んでいるといわれています。 1200年の間消えることなく灯され続けてきたことから「不滅の法灯」といわれているそうです。 またその根本中堂の正面には階段があり、その階段の上には知恵を授けてくださる文殊様が 祀られており学生さんもよくお参りされてます。 他にも一回1000するおみくじがある横川地区、 武蔵坊弁慶が担いだといわれる「にない堂」がある西塔地区と 見所の多い京都の世界遺産です。 ちなみに京都市内でこの比叡山が一番綺麗に見えるお寺が 市内の北側にある「円通寺」です。 お庭から比叡山が眺められるところでドラマ「不毛地帯」でも登場しました。 のんびりと京都の旅を過ごしたい方にオススメです。